東日本大震災で被災地にはモノが売れない状況が起こりました。
みんなで楽しくモノづくりをしながらいわきの経済復興ができたら、と生まれたのが
「みんなともだちカロム」です。
カロムゲームの起源は、11世紀のエジプト。
以来、世界中に分布しているカロムですが、
日本では、ごく一部の地域(滋賀県彦根市)でしか普及していません。
基本はおはじき。
非常にアナログなゲームです。
正確に指ではじく技術を要します。
練習すれば、子どもが大人に勝つことができます。
大人がだからといって勝てるわけではありません。
カロムは、お年寄りの方にも簡単にできるゲームです。
むしろ得意かもしれません。
おじいちゃんと孫が、いっしょに遊べるゲームです。
年齢や性別に左右されない、多世代コミュニケーションゲーム。
電気はいりません。
いつでも、どこでも、だれとでも、
それが「みんなともだちカロム」です。
「みんなともだちカロム」は、福島県いわき市で製作、販売をしています。
すべて手作りなので、注文を受けてから、
少しお待ち頂いています。
震災から変わらずみんなで分業しながら、
つくっています。
少しずつでも、みんなにお金が配分できるように、
産業復興に貢献できればと思い続けてきました。
高いな、と思う人もいます。
誰が触れてもいいように、面取りをしています。
赤ちゃんが舐めても安全な自然塗料を使用しています。
見えないところを、職人さんたちが心を込めて丁寧に仕上げてくれています。
長く楽しく遊んでもらいたい、そんな思いで製作を続けています。
カロム盤は、P-Graphの下山ワタルさんがデザインしてくれました。
ほかのカロム盤と違うのは、デザイン性はもちろんのこと
センターサークルにある12のマル
これがあることで、少ないパックで遊ぶことができます。
初めて触れる人、
うまく打てない人など、
少ない数から楽しめる工夫がされています。
https://p-graph.net/work/minto